大宮~上尾~桶川 2007.5.12
9:39AM、大宮宿を歩き始める。
浦和宿に続いてここにも宿場時代を思わせる物はない。
20分ほどで旧大宮市の中心部を出る。
道路脇の巨木が往時をしのばせると言えなくもないと思っていたらこれは「土手町の椎の木」として街道筋では有名な木だったらしい。。
10:12AM、伊勢原の大山に向かう大山道との分岐点に差し掛かる。
当時の道標が建っている。
そこからしばらく片側1車線の対面交通路の端の歩道を歩く。
かなり味気ない。
道の両側に商店が目立ち始めた頃、歩道に上尾宿の説明板が現れる。
いつの間にか上尾宿に入っていたらしい。
ここにも往時をしのばせる物は何もない。
また味気ない道を歩いて桶川に向かう。
現代の風景から往時をイメージしながら歩くのが旧街道歩きの妙味なのだが、こうも延々と続くとそれも難しい。
2:54PM、「木戸址」という石柱があってここが桶川宿の入り口であることがわかる。
すぐにちょっと古い感じの旅館がある。
ここはかつて旅籠であったという武村旅館だ。
玄関は往時のままだそうだ。
そして今も営業中だ。
今日はここをゴールとして桶川駅に向かった。